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papermoon ~日本刺繍~

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カテゴリ:日本刺繍「その他」( 105 )

日本伝統工芸展へ

昨日は、日本橋三越で開催中の日本伝統工芸展へ。

図案作りをご指導いただいたこともある森康次先生の作品も拝見いたしました。

あの展覧会を見ると、いつも、

織とも染とも違う刺繍の特性

を活かした作品作りを改めて考えさせられます。

制約が少ないからこそ出来る自由な図案作りと、

作品を作り続ける精神力・体力を心掛けたいものです。


日本伝統工芸展

2017/9/20(水)-10/2(月)

日本橋三越


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by papermoon-2005 | 2017-09-30 08:38 | 日本刺繍「その他」

長崎 巌 先生、ラジオ番組に出演

共立の長崎先生がラジオに出演いたします。
コシノジュンコさんと、
小袖の歴史についてあれこれ。

このあとすぐ!
[radiko.jp]コシノジュンコ MASACA | TBSラジオ
2017/07/16/日 | 17:00-17:30
http://radiko.jp/share/?t=20170716170000&sid=TBS


来週と
2回の放送です。

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by papermoon-2005 | 2017-07-16 17:01 | 日本刺繍「その他」

ジベルニー モネの家

今回のフランス行きは、5月の末でした。
こんないい季節に海外にいけることはあまりありません。
そこで、花や緑を堪能できるどこかへ行きたいと思い、
ジベルニーへ行くことにしました。

朝7時過ぎにパリを出ます。2月にロワール地方へ行ったのとほぼ変わらない時間に出発しているのにこの違いです!
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(ロワール地方へのバスツアー。日の出が見られました)
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(ジベルニーへの道のり)

モネの家は花が満開で、緑がいっぱい。
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残念ながら、睡蓮には少し早く、咲いていたのはこれくらい。
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でも、柳の緑がきれいでした。
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後日、オランジェリー美術館へモネの「睡蓮」を見に行きました。
明るい展示室、いいです。
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お庭を思い出しながらというのがいいです。
でも、モネも素敵でしたが、一番響いたのは、
ちょうど開催中だった石橋財団コレクション展の
「モンマルトルの風車」ゴッホの絵でした。
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なんか、繊細。。。

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by papermoon-2005 | 2017-07-08 19:00 | 日本刺繍「その他」

タピスリ総観

タピスリとは。
「西洋で中世以後、主にフランスのフランドルを中心に発達した綴織の製品、特にその壁掛。(中略)石造の城館の内部にかけて空間を仕切り、隙間風を防ぎ、壁からだを覆って湿気を断ち、暖かさを保つという実用的な機能と同時に重要な室内装飾となる。(中略)8-12世紀の文献には工房の存在を推測させる記録が散見出来る。現存最古の作例は12、3世紀頃のもの」
(板倉寿郎他「原色染織大辞典」淡交社,1977)

さすが、フランス。
たくさんのタビスリを見ることができました。

一番見たかったのは、クリュニー中世美術館の「貴婦人と一角獣」。
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2013年に国立新美術館で見て以来の再会。
照明を落とした部屋にびっしり6面が飾られて、
小学生たちが地べたにすわって解説を聞いています。
なかなかゆっくり見られませんでしたが、
西暦1500年頃に制作された名品。
これを基準に他の美術館、お城で見たタピスリを紹介します。

15世紀タピスリの生産地として有名となったフランドルのもの。
熊が愛くるしい^^
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(ルーブル美術館)

こちらは、シャルル7世(1403-1461の玉座のためのタピスリ。
赤がとても鮮やかで、これが15世紀のものとは!
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(ルーブル美術館)

16世紀になるとミル・フレール(千花文様)と呼ばれる赤地(または青地)に草花と小動物で画面を埋め尽くすようなものが流行ります。(貴婦人と一角獣もこのひとつ)
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(ルーブル美術館)

17世紀になると糸込みが細かくなり、
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(ルーブル美術館)
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こちらは金糸が使われた17世紀の豪華なもの。

18世紀には、色彩は120色にも及び複雑になります。
だんだん画像も奥行きが出て、繊細になっていくのがわかりますね。

また、2月に行ったロワール地方のシャンボール城では、実際に飾られ雰囲気満点のタピスリを見ることができました。
石造りの壁、木材の天井、当時は床には藁が堅く敷き詰められ、そして、壁にはタピスリ。
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こうして他のものと比べてみてみると、16世紀くらいのものかしら?
こんな風にまとめてみると、技術の発展具合もよくわかります。

次にフランスに行くときには、バイユーのタビスリ(多くのタピスリは綴織だが、これは刺繍)を見に行きたいものだ!と願っています。

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by papermoon-2005 | 2017-07-06 19:00 | 日本刺繍「その他」

パリへ行って参りました。

パリへ行って参りました。

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…と言って随分前ですが。
2月と5月の2つの季節を楽しんで来ました。

一番の目的は、ギメ美術館
"Kimono –Au bonheur des dames"
という展覧会です。
初の海外展としてパリで松坂屋コレクションが公開されました。

松坂屋コレクションは、昭和6年(1931)に「染織参考室」が設置されたのとともに始まりました。
家康所用の桃山時代の胴服を始め、桃山時代の能装束、寛文小袖、
友禅初期から後期まで、明治の着物といったように、
幅広く、日本の小袖の歴史が凝縮されています。

今回の展覧会もその流れが一目でわかるように構成されていました。
パリでは展覧会の写真撮影が可能なところが多かったです。
その一部をご紹介します。
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これだけの染織品がまとまってみられることは滅多になく、
本当に勉強になったし、感動しました。
机上で学んだものも実際に見るとスッと身になる心地がします。
いい経験になりました。

次回は、パリで見たタピスリー。



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by papermoon-2005 | 2017-07-04 19:00 | 日本刺繍「その他」

論文「刺繍用途の変遷」

大変なご無沙汰をしております。
あっという間の4か月でした。

このたび、下記の通り、論文を発表いたしました。
4年ほど前、平安時代の刺繍の実態も(平安時代には遺物がほとんどありません)
文献を探れば何かわかるのではないだろうか、
暇なときに文献の記述を一覧にしておこう、
そのうち誰かがそれを使って研究をしてくれるかもしれない、
と思ってはじめた作業でしたが、
その後、思い直して大学院に進学し、ようやく形にしたものです。

論文を書くことは、思っていたよりもなかなか難しくて、
誤字や校正足らずな部分があったり、
文章自体もまだ拙いものではありますが、
一読いただいて、ご意見などいただけたらありがたく思います。

論文は下記のリンクから自由に読めます。
ぜひご一読ください。


「平安時代における刺繍用途の変遷 : 平安時代の文献の記述を基にして」

著者名 桜井 彩 長崎 巌
雑誌名共立女子大学家政学部紀要
巻62
ページ1 - 19
発行年2016-01

https://kyoritsu.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=3116&item_no=1&page_id=28&block_id=27

文中にありますグラフですが、校正がうまく行かずに間違ったものになっています。
正しくは以下のとおりです。
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by papermoon-2005 | 2016-04-26 15:04 | 日本刺繍「その他」

神戸、そして京都へ。(その2)

さて、京都へ移動した翌日。
本日の目的は、京都文化博物館、
千總ギャラリー、そしてちんぎれやさん訪問です。

京都文化博物館へは、ゼミの卒業生を訪ねて。
紅板締の展示を拝見しました。
紅板締は、いわゆる板締め絞り(纐纈)です。
柄に彫った板に生地を挟み染料を通して染めます。
江戸から明治にかけて襦袢や下着に多く用いられました。
浮世絵でもよくみかける染めです。
展示は板締めの板や締め枠などもありました。

その後は、千總のギャラリーへ。
現在のものと、千總歴代社長夫人の婚礼衣装が展示されていました。
昔は、白・赤・黒と三色の打掛を準備し、それの他に青を着たそうで、
なんとも豪華な打掛・引き振袖が並んでいました。
匹田絞りに友禅を組み合わせ、刺繍を施した打掛は
それはそれは豪華で、うっとりです。

午後は、ちんぎれやさんへ初訪問。
江戸時代のものを中心に拝見した作品は、
普段ならば美術館のガラスの向こうにあるものばかり。
いつか、古い時代の刺繍を私もコレクションしたいなぁ、、、
などとおもいつつ、たくさん拝見しました。

あっという間の2日間、お土産を買う暇もなく、
新幹線の時間まで目一杯、名古屋の妹のところへ向かいました。
2月に産まれた姪っ子に会い、
4歳になる甥っ子と名古屋松坂屋で妖怪を探し、
GWを無事終え、また通常の生活へ戻ります。

   *****

京都文化博物館
紅板締―庶民の生活を彩った染織―
2015年4月24日(金) - 2015年7月12日(日)

千總のギャラリー
「千總婚礼 Chiso wedding―perfect celebration―」
2015年3月19日(木)―6月30日(火)

ちんぎれや
〒 605-0089
京都市東山区縄手通り三条南入元町372番地の1
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by papermoon-2005 | 2015-05-07 21:00 | 日本刺繍「その他」

神戸、そして京都へ。

もう今年のGWも終わりますが、今年のGWは珍しく旅に出ました。

ほんの2週間前のこと。
担当教授の京都ちんぎれやさんへ行く、の一言に
「付いていってもいいですか?!!」
突然決まった関西行きでした。

神戸ファショッン美術館で行われている、
「超絶刺繍Ⅱ」
京都・千總ギャラリーで行われている
「千總婚礼 Chiso wedding―perfect celebration―」
の二つが見たかったことも合わせ、
願ってもない旅行となりました。

しかし、もう新幹線もホテルもいっぱい。
ホテルはどうにか取っていただくことができ、
新幹線は自由席に並ぶことになりました。

当日朝7時。
新幹線口で待ち合わせ、ゼミの仲間と2台見送った後、
無事に席を確保し、まず向かったのは、
兵庫夙川にある黒川古文化研究所です。

小袖・紅型・絹本に用いられている染料・顔料を
蛍光x線分析によって明らかにし、その制作方法を探る
という展示が行われていました。
鉄媒染が行われている黒部分にはFe(鉄)が多く出て、
墨が使用されている部分からはそれが出ず、
また、Ca(カルシウム)が多く検出された白には胡粉が用いられ、
紅型の黄色には石黄(硫化砒素)=顔料が使われ、、、と
点数は多くないものの、素材と技法とがわかりやすい展示に感動しました。
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山の上にある研究所からは大阪湾が一望でき、
コーヒーが自由に飲めるようになっていて、パスの時間までゆっくりさせてもらいました。

その後は、神戸ファッション美術館へ向かいました。
こちらの美術館へ出かけるのは2001年から14年ぶり。
以前の時も刺繍の展覧会でした。

今回は、長崎刺繍の嘉勢照太先生のおくんちの幕がメインで、
それに合わせて美術館所蔵の世界各国の刺繍が展示されていました。
インド・アジア圏の鎖繍い(チェーンステッチ)はかなり細かくて、
埋め尽くすと独特の質感と雰囲気になります。
それがかわいくてかわいくて。
長崎刺繍の幕は、紙縒などによる肉入れを駆使して立体的に、
糸の太さや縒りの強さを利用して質感をだし、
本物のような出来具合です。
ヨーロッパのアビには、ビーズや絹糸を使用した華やかな縁模様を、
オートクチュールに使用されているのは、新しい表現を目指した刺繍。
細かい刺繍表現を古今東西網羅しつつ見せるという
興味深い展示となっていました。
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神戸ファショッン美術館HPより借用

刺繍だけでも、いろいろな素材・表現・目的があるものです。
今の研究室へ所属したことで、それが判断できるようになれば、
今後の制作活動へも活かせるような気がします。
明日は、2日目の京都の旅についてご報告します。

   *****

黒川古文化研究所
日本刀・小袖と古代中国の酒器-黒川古文化研究所名品展-
4月18日(土)~5月31日(日)

神戸ファッション美術館
超絶刺繡Ⅱ
-神に捧げるわざ、人に捧げるわざ-
2015年4月18日(土)~6月28日(日)
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by papermoon-2005 | 2015-05-06 21:24 | 日本刺繍「その他」

あけましておめでとうございます

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あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

【今後の予定】
12月上旬 若草会展in銀座かねまつホール

その他、講習会の充実させていきたいと考えております。
今年も刺繍に観劇に楽しんで参りたいと思いますので、
どうぞお付き合いください。

皆様にとってもよい年となりますように!


写真 : 帯留 ( 「羊、空を飛ぶ」 ほか )
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by papermoon-2005 | 2015-01-01 00:00 | 日本刺繍「その他」

無事、終了いたしました。

「染と織と繍 を楽しむ5人展」@銀座煉瓦画廊、無事終了いたしました。
お忙しい中、お越し下さった皆さま、ありがとうございました。
いただいたお言葉を糧に、次回更なる成果をお見せできるように頑張ります。


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桜井 彩[日本刺繍]

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石川優・俶子[ろうけつ染]

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小林純子[裂織]

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小林由紀乃[型染]

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石田郁子[型染]

次回は再来年、春頃を予定、また煉瓦画廊にてお目にかかれますことを楽しみにしております。
ありがとうございました。
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by papermoon-2005 | 2014-12-19 09:07 | 日本刺繍「その他」