ブログトップ

papermoon ~日本刺繍~

papermoon5.exblog.jp

タグ:日本刺繍 ( 60 ) タグの人気記事

新講座(単発講習)を行います

日本刺繍講座の新企画が始まります。
単発の講座になりますので、ご都合に合わせてご参加ください。
どの回も初心者の方でも参加可能です。

【刺繍の技法を学ぶ】
e0053104_13083999.jpg
第1回 「飛鳥時代の返し縫い」
10/29(日)15:00~ 銀座教会福音会センター

第2回 「奈良時代の刺し繍い」
11/5(日)13:00~ 銀座教会福音会センター

第3回 「室町時代の渡し繍い」
12/3(日)13:00~ 銀座教会福音会センター


*****

日本における刺繍は、飛鳥時代に始まったと言われています。
中国から伝えられた当時、刺繍は仏教で使用されることが主でした。国宝に指定されている「天寿国繍帳」などに代表される刺繍曼荼羅に用いられたり、寺院内の装飾である幡などが文化財として遺っています。
奈良時代になると天皇をはじめとする皇族の衣装や持ち物にも多く使われるようになりました。それらは、奈良時代以来の宝物を襲蔵してきた正倉院に多く見られます。
平安時代の染織品はほとんど遺っていませんが、文献の記録によれば、刺繍は生活用品や衣服に多く使われるようになりました。また、天皇や皇族のためだけでなく、貴族社会でも多く使用されるようになりました。

刺繍の技術は、用途の広がりと共に洗練されていきます。
飛鳥時代は、簡単な返し縫いや鎖繍いだけで画面を埋める刺繍が主でした。
奈良時代、正倉院のある時代になると、糸を撚らずにつかったり、刺し繍い、斜め繍い、相良縫いなどたくさんの繍法が使われるようになります。
こうして刺繍の表現は豊かになっていったのです。

今回の講習では、こうした時代と共に発展していった刺繍技術を順を追って学びます。
第1回目は、飛鳥時代に多く使用された返し縫いによる花模様。
第2回目は、正倉院にも見られる撚っていない釜糸を使用した刺し繍いによる花唐草。
第3回目は、室町時代・桃山時代に流行した長く糸を渡した渡し繍いによる薔薇模様。
第4回目以降は、江戸時代の多種多様な刺繍技術を学んで行きたいと思っています。

*****

【日時】第1回 10/29(日)15:00~ 「飛鳥時代の返し縫い」
    第2回 11/5(日)13:00~ 「奈良時代の刺し繍い」
    第3回 12/3(日)13:00~ 「室町時代の渡し繍い」 
【料金】4500円/1回
銀座教会付属の福音会センターをお借りいたします。
教会の運営とは別になっております。
悪しからずご了承ください。

【申し込み方法】
メールの件名を「刺繍講座申し込み希望(ご氏名)」として
papermoon.sakura★gmail.com
※★を@に変更してください。
まで御連絡ください。

本文中に
・ご氏名
・ご連絡のとれる電話番号
・参加希望日
をお忘れなく。

申し込み締め切りは各1週間前まで。
最低施行人数 2人

日本刺繍を体験しながら、日本の染織の歴史に触れてみませんか?
お申し込みお待ちしております。

[PR]
by papermoon-2005 | 2017-10-05 13:13 | 日本刺繍「講習会」

七五三用の半襟を作りました!

あっという間に夏が終わり、朝晩は涼しく秋らしくなってきました。
11月15日を控え、私も姪のために七五三用の半襟を準備しました。

着物は、私と妹も着たものに、私が刺繍を加えたものがあったので、それを。
e0053104_20364927.jpg

そして、半襟くらいは新しいものをと思い、誂えてみました。
e0053104_20375934.jpg
e0053104_20553705.jpg

刺繍のモチーフは、歴博の小袖裂からいただき、
江戸の小袖らしい密に詰まった小花模様を散らしました。
e0053104_20401376.jpg

姪の着物は、赤い御被布にオレンジの着物でしたので、
江戸の小袖そのままをイメージさせる紅とグリーンで作りました。
同時に江戸時代から一気に印象がかわった明治時代のような、
明るいピンクやグリーンをつかったタイプも作ってみました。
e0053104_20534054.jpg

明日の朝10時、iichiで販売を始めます。


ぜひ御覧ください。



[PR]
by papermoon-2005 | 2017-09-30 21:05 | 日本刺繍「着物・帯・半襟」

手芸ガチャ 第3段

手芸ガチャ 第三弾が発売になったと聞き、
早速、新宿オカダヤへ行ってきました!

e0053104_12140301.jpg


二つ購入して、
「庄三郎 裁ちばさみ」と
「JUKI 職業用ミシン」
を当てました♪

右のふたつは、
第一弾の「コスモ 刺繍糸&刺繍枠」と
第二弾の「庄三郎 糸切りばさみ」です。
それぞれ、ルシアンに勤めている後輩と、
妹がプレゼントしてくれたのですが、
今回は、庄三郎の裁ちばさみが欲しくて自ら挑戦しました。

なぜなら……

e0053104_11421494.jpg


小学校の時、家庭科のために母が買ってくれた裁ちばさみが
庄三郎のはさみだったからです!!
そっくり~~~^^ かわいすぎる!!

e0053104_11421625.jpg


こちらは、愛用の刺繍用の糸切りばさみと、
友人がプレゼントしてくれたミニチュア糸切りばさみ(ちゃんと切れます!)
そして、第二弾の手芸ガチャの糸切りばさみ。

どれもこれも、出来に感動します。
今回の、アイロンとトルソーもまだ気になるし。
第四弾にも期待してしまいます。


*****

さて、
先日書いた記事、「とうとう骨董に手を出す、の巻」ですが、
見立てに間違いが!!!
あれは、天鵞絨友禅ではなく、
天鵞絨更紗でございました。

つまり!
明治時代に日本でつくられた生地ではなく、
江戸時代、ヨーロッパでつくられたシノワズリの生地、
というわけです。

やっぱり江戸のものだったとわかり、うれしいやら、はずかしいやら。
担当教授には、「何言ってるんだ、もう~ちゃんと勉強して」と言われる始末。

お恥ずかしいご報告と訂正でした(^^;;;;;
[PR]
by papermoon-2005 | 2016-11-06 11:40 | なんでもない話

とうとう骨董に手を出す、の巻

先週の近江八幡調査旅行から戻り、
ただいま論文締め切りに追われております。
またもやぎりぎり。。。このぎりぎり感、いつもなんとかしたい(^^;;;
(昨年は、愛猫が直前になくなったりして、結局間に合いませんでした)

さて、近江調査の帰り、京都で担当教官に連れられ、
いつもの古美術やさんへ寄ってまいりました。
そこで、いつもなら小袖や着物、染織品ばかりなのに、
今回は、袋物が登場。いくつか見せていただいて。。。
とうとう古美術品に手をだしてしまいました。

e0053104_14574759.jpg


e0053104_14574727.jpg

e0053104_14574882.jpg


e0053104_15293679.jpg


天鵞絨(ビロード)友禅の鏡付の紙入れです(たぶん)。
シノワズリーのかわいらしい模様と、深い緑色、
そして、象牙の使い込んだとろっとした色味に惹かれて、
迷わず、いきなり、決心です。

天鵞絨友禅とは、明治11年(1878)に12代目西村總左衛門によって開発されました。
天鵞絨生地に友禅をほどこしたもので、明治期に緞帳や室内装飾に使われたり、
ヨーロッパへの輸出品として盛んに作られました。
シノワズリーは18世紀のフランスで大流行した中国趣味ですが、
その後もヨーロッパ染織に強く影響を与えました。

これは、きっと明治末期のものと思われますが、
クイーポ資料館の図録を見ると、
江戸末期の「鏡付ガックリ」や「鏡付半懐中」というものに、
サイズも作りもよく似ています。
大切に使われていたのかなぁ、、、と
夜な夜な箱をあけてはにんまりしています。

More…… 見立て違い、の巻
[PR]
by papermoon-2005 | 2016-08-28 15:00 | なんでもない話

あけましておめでとうございます

e0053104_1264626.jpg


あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

昨年は、思いの外忙しすぎる女子大生生活に翻弄され、あっという間の一年でした。
気がついてみれば、4回しか記事も更新していないという事態。
(お芝居も17本しか見ていない!!!)
今年はもう少し、時間も作れればと思っています。

12月には、第18回若草会展がございました。
e0053104_121547100.jpg


一応作品も出品したのですが、お知らせができずにおわりました。。。
こちらは、名古屋帯。
桂縒りと、乱点でかわいらしい雰囲気を作ってみました。
e0053104_12224965.jpg

e0053104_12215443.jpg


こちらは、テーマ作品「紫」。
乱点とデッサン強化月間(2年くらい前かな)に作った作品です。
鉛筆でのデッサンがあまりに理解できないので、
刺繍でやったら少しはわかるかな、、、と思ったのですが、
乱点は少しよくなったように思いますが、デッサンはいまいち上達しませんでした(^Q^;;;
e0053104_12221944.jpg


そんな感じの2015年を終え、2016年ますます精進してまいります。

今年の予定は、

1/30(土)に新浦安イトーヨーカドー内の
ヨークカルチャーセンター新浦安にて単発講座を行います。
受講料 2376円 材料費 1080円
お近くの方は、ぜひお越しください。

また、今年度末に出版される
『共立女子大学 家政学部紀要』に論文を投稿予定です。
「平安時代における刺繍用途の変遷 -平安時代の文献の記述を基にして-」
CiNiiで読めるようになったらまたお知らせいたします。

そんなわけで、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

   *****

ヨークカルチャーセンター新浦安
http://www.culture.gr.jp/urayasu/index.php
講座案内
http://www.culture.gr.jp/hyouji.php?no=56002010
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/
[PR]
by papermoon-2005 | 2016-01-01 12:00 | なんでもない話

神戸、そして京都へ。(その2)

さて、京都へ移動した翌日。
本日の目的は、京都文化博物館、
千總ギャラリー、そしてちんぎれやさん訪問です。

京都文化博物館へは、ゼミの卒業生を訪ねて。
紅板締の展示を拝見しました。
紅板締は、いわゆる板締め絞り(纐纈)です。
柄に彫った板に生地を挟み染料を通して染めます。
江戸から明治にかけて襦袢や下着に多く用いられました。
浮世絵でもよくみかける染めです。
展示は板締めの板や締め枠などもありました。

その後は、千總のギャラリーへ。
現在のものと、千總歴代社長夫人の婚礼衣装が展示されていました。
昔は、白・赤・黒と三色の打掛を準備し、それの他に青を着たそうで、
なんとも豪華な打掛・引き振袖が並んでいました。
匹田絞りに友禅を組み合わせ、刺繍を施した打掛は
それはそれは豪華で、うっとりです。

午後は、ちんぎれやさんへ初訪問。
江戸時代のものを中心に拝見した作品は、
普段ならば美術館のガラスの向こうにあるものばかり。
いつか、古い時代の刺繍を私もコレクションしたいなぁ、、、
などとおもいつつ、たくさん拝見しました。

あっという間の2日間、お土産を買う暇もなく、
新幹線の時間まで目一杯、名古屋の妹のところへ向かいました。
2月に産まれた姪っ子に会い、
4歳になる甥っ子と名古屋松坂屋で妖怪を探し、
GWを無事終え、また通常の生活へ戻ります。

   *****

京都文化博物館
紅板締―庶民の生活を彩った染織―
2015年4月24日(金) - 2015年7月12日(日)

千總のギャラリー
「千總婚礼 Chiso wedding―perfect celebration―」
2015年3月19日(木)―6月30日(火)

ちんぎれや
〒 605-0089
京都市東山区縄手通り三条南入元町372番地の1
[PR]
by papermoon-2005 | 2015-05-07 21:00 | 日本刺繍「その他」

神戸、そして京都へ。

もう今年のGWも終わりますが、今年のGWは珍しく旅に出ました。

ほんの2週間前のこと。
担当教授の京都ちんぎれやさんへ行く、の一言に
「付いていってもいいですか?!!」
突然決まった関西行きでした。

神戸ファショッン美術館で行われている、
「超絶刺繍Ⅱ」
京都・千總ギャラリーで行われている
「千總婚礼 Chiso wedding―perfect celebration―」
の二つが見たかったことも合わせ、
願ってもない旅行となりました。

しかし、もう新幹線もホテルもいっぱい。
ホテルはどうにか取っていただくことができ、
新幹線は自由席に並ぶことになりました。

当日朝7時。
新幹線口で待ち合わせ、ゼミの仲間と2台見送った後、
無事に席を確保し、まず向かったのは、
兵庫夙川にある黒川古文化研究所です。

小袖・紅型・絹本に用いられている染料・顔料を
蛍光x線分析によって明らかにし、その制作方法を探る
という展示が行われていました。
鉄媒染が行われている黒部分にはFe(鉄)が多く出て、
墨が使用されている部分からはそれが出ず、
また、Ca(カルシウム)が多く検出された白には胡粉が用いられ、
紅型の黄色には石黄(硫化砒素)=顔料が使われ、、、と
点数は多くないものの、素材と技法とがわかりやすい展示に感動しました。
e0053104_21361242.jpg
山の上にある研究所からは大阪湾が一望でき、
コーヒーが自由に飲めるようになっていて、パスの時間までゆっくりさせてもらいました。

その後は、神戸ファッション美術館へ向かいました。
こちらの美術館へ出かけるのは2001年から14年ぶり。
以前の時も刺繍の展覧会でした。

今回は、長崎刺繍の嘉勢照太先生のおくんちの幕がメインで、
それに合わせて美術館所蔵の世界各国の刺繍が展示されていました。
インド・アジア圏の鎖繍い(チェーンステッチ)はかなり細かくて、
埋め尽くすと独特の質感と雰囲気になります。
それがかわいくてかわいくて。
長崎刺繍の幕は、紙縒などによる肉入れを駆使して立体的に、
糸の太さや縒りの強さを利用して質感をだし、
本物のような出来具合です。
ヨーロッパのアビには、ビーズや絹糸を使用した華やかな縁模様を、
オートクチュールに使用されているのは、新しい表現を目指した刺繍。
細かい刺繍表現を古今東西網羅しつつ見せるという
興味深い展示となっていました。
e0053104_21454432.jpg
神戸ファショッン美術館HPより借用

刺繍だけでも、いろいろな素材・表現・目的があるものです。
今の研究室へ所属したことで、それが判断できるようになれば、
今後の制作活動へも活かせるような気がします。
明日は、2日目の京都の旅についてご報告します。

   *****

黒川古文化研究所
日本刀・小袖と古代中国の酒器-黒川古文化研究所名品展-
4月18日(土)~5月31日(日)

神戸ファッション美術館
超絶刺繡Ⅱ
-神に捧げるわざ、人に捧げるわざ-
2015年4月18日(土)~6月28日(日)
[PR]
by papermoon-2005 | 2015-05-06 21:24 | 日本刺繍「その他」

蒲田教室、乱点祭り

今日は蒲田で日本刺繍教室開催中です。
只今、蒲田教室は皆さん乱点に取組み中です。

e0053104_12183768.jpg

e0053104_12183851.jpg

e0053104_12183844.jpg
Aさんはモザイク繍い

Sさんは"平行の呪い"にかかって苦戦中(笑)
e0053104_1218362.jpg
呪いっていうか、暗示って感じですがσ(^_^;)

それぞれ色合いが違うだけで雰囲気が違ってきます。
完成が楽しみです。

蒲田教室では、5月17日日曜日午前10時から、体験者を募集中です。
要予約、ご希望の方は、メールからご連絡ください。
材料費込み、2500円です。
papermoon.sakura★gmail.com
★を@に変更して下さい。
[PR]
by papermoon-2005 | 2015-02-15 11:11 | 日本刺繍「講習会」

あけましておめでとうございます

e0053104_1356399.jpg


あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

【今後の予定】
12月上旬 若草会展in銀座かねまつホール

その他、講習会の充実させていきたいと考えております。
今年も刺繍に観劇に楽しんで参りたいと思いますので、
どうぞお付き合いください。

皆様にとってもよい年となりますように!


写真 : 帯留 ( 「羊、空を飛ぶ」 ほか )
[PR]
by papermoon-2005 | 2015-01-01 00:00 | 日本刺繍「その他」

【銀座教室】 新規生募集

銀座教会の日本刺繍クラスで新規生を募集いたします!

[日時]
毎月第一日曜日 13~15時 2名
毎月第二日曜日 13~15時 2名

[場所] 銀座教会 福音会センター

[受講料] 12000円(3ヶ月ごと前納 4000円/1回あたり)
※お休みする場合は、前後1ヶ月の別クラスに振替できます。
(詳しくは入会時にお知らせいたします)

[初回材料費] 初心者の場合、1700円(刺繍台、生地、針)

[講師] 桜井あや
女子美術短期大学服飾科刺繍、専攻科服飾専攻刺繍修了
若草会所属

e0053104_1353242.jpg
まずは、種類繍いで基礎を学びます。
初心者でない方は、個別にご相談ください。

e0053104_13532348.jpg
その後は、好きな小物や着物・帯などをお作りいただきます。
とくにご希望のない方は、種類繍いでステップup!
お雛様で上飾り繍、鯉のぼりで乱点数種を学びましょう。

ご希望の方は、下記メールアドレスまでご連絡ください。
papermoon.sakura★gmail.com
※★を@に書き換えてください。

ご連絡お待ちしております。



   *****

蒲田教室でも同時募集しております
[日時]  毎月第三日曜日 10~12時 2名

[場所]  JR蒲田駅 徒歩3分 消費者生活センター

[受講料] 10500円(3ヶ月ごと前納 3500円/1回あたり)


   *****
[PR]
by papermoon-2005 | 2014-12-31 14:11 | 日本刺繍「講習会」