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papermoon ~日本刺繍~

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展覧会がはじまりました。
地震やら試験やらなんやら、かんやら…
(まぁ、すべて言い訳です)
がありまして、大きな作品を作ることはできませんでしたが、
袱紗を10点ほど飾らせていただくことになりました。

今回はきちんと写真に撮っていただき、
綺麗に残すことができましたので、
1点1点ご紹介したいと思います。


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作品No.1 「お祝いの日に」

平安時代の昔から好まれた「松に藤」の図柄です。
以前、藤の柄で袱紗をと依頼された際に描いた
図案のうちの一つでした。
(その時は、この図柄は選外に。。。笑)
でも、いつか刺したいなぁと思っていたのを
ようやく表現出来ました。

藤の花は、グラデーションと花の形と
刺していてもとても楽しめる図柄です。
今回も、キレイなグラデーションが出るように、
ハート型がかわいく表現出来るようにと思いながら
刺してみました。

先週、これを見て下さったお客様は、
「藤娘」を連想したとおっしゃって、
歌舞伎の舞踊のひとつ「藤娘」についていろいろ伺いました。
藤娘と聞くと、あの暗転からの印象的な幕開きを思い浮かべますが、
あの演出は、昭和の初め、つまりずいぶん最近のものだとか。
当たり前のように思っていたものが、
最近の斬新なものだったとは驚きました。
歌舞伎というと、伝統的な古いもの、と思いがちですが、
いろいろ工夫されているのですね。
今度また藤娘を見る時には、違った印象で見ることができるかしら?

刺繍の柄もただ古いだけではない
新鮮な印象がもてるような作品にできればと思います。
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by papermoon-2005 | 2011-05-09 19:58 | 日本刺繍「袱紗」
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